Synologyベンダーロックインについて

もう10年近くになるでしょうか。僕がNASを使い始めてから、ずっとSynologyユーザーでした。NAS業界でいえば、synologyとQNAPが2大勢力で、ハードウェアのQNAPに対して、ソフトウェアのsynologyというイメージでした。

さて、2025の新製品からsynologyにベンダーロックインがかかったという話を聞いたのは、TOP WING菅沼社長のYouTube動画から。うそやろと思ったのですが、どうやら本当らしい。ベンダーロックインというのは、自社(この場合はsynology)が指定したパーツしかつながらなくする機能です。NASってのは基本的にはキットとなっていて、HDDやメモリは好きなものが使えるものだと思っていました。それがsynology製品では使えなくなったということなのですね。

もちろんsynologyブランドのHDDを売りたいってのは分からんではないのですが、さすがに他社と比べて高すぎます。1.5倍から2倍高いとなると、はっきり言って勝負になりません。

もう今後synology製品を買うことはないでしょう。仮にベンダーロックインを撤回したとしても、そういうことをする会社なんだと思いますし、そういうリスクを考えたら怖くて買えません。

信用ってのは怖いものです。積み上げるには時間がかかるが、壊れるのは一瞬です。synologyは道を誤ったと思います。仮に短期的な売り上げが上がったとしても、それはだましうちのようなもので、長続きはしないでしょう。

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