物理の参考書について

主なところではこの3つでしょうか。

僕が気に入っているのは漆原先生の面白いほど分かる本ですね。マンガタッチの絵が目をひきますが、内容は無駄をそぎ落とした本格的なものです。

僕自身は橋元流解法の大原則で勉強してきたのですが、僕が持っているものと現在のものでは大きな違いがあると考えています。過去のものは、間違いを恐れずイメージを前面に押し出したものでしたが、現在では厳密性にも気を使っているように感じられます。

こう書くと、現在の方が良いものであるかのように感じられるかもしれませんが、むしろ逆で説明が冗長になってキレが悪い印象が強いです。

為近先生の本は、参考書というよりは問題集に近い存在だと思います。

漆原先生で言うとこの本に近い存在ですね。ただし、為近先生の方が難易度は上で、ある程度基礎が出来ている人向けだと感じます。

僕としては、面白いほど分かる本を参考書にしつつ、明快解法講座をチェックテスト代わりに実施しています。難易度としてはそれほどでもないかもしれませんが、生徒は意外と苦戦しています。

物理の場合は基礎を身につけるまでが大変なので、この組み合わせが今のところ最良であると考えています。

コメント