4.板書はメモ書きではないけれど
板書はいくつかの意図があります。書いて記憶させる、図として提示することで分かりやすくする、見直しの際思い出しやすくする、保護者へのアピールなどです。
じゃあ何をノートに残せばいいかですが、参考書のまとめを残せばいいです。四角で囲んであったりするやつです。見出しを付けて四角で囲めば立派な板書です。ただし、なんでもかんでも四角で囲うと、ノートがうるさい印象になってしまいます。優先順位を付けて囲み方を変えたり、矢印でつないで流れを出したりすると良いでしょう。
じゃあ、メモ書き要素は不要かと言えばそんなことはありません。むしろ個別指導ならではの要素はメモ書きに現れます。生徒が分からないから書くわけで、きれいにノートに残していきたいですね。そう、きれいにというのがポイントなのです。
数学の式変形であれば、点線で左右を区切って右にどんな式変形をしているのか言葉で補足しても良いですね。英語の文法であれば、間違えている文法と正解の文法を比較してノートに残しておきたいですね。その際に文字の縦横を揃え、意図をもって配置して分かりやすく残してあげるのが大切ではないでしょうか。場合によっては四角で囲んであげても良いかもしれませんね。
要するに秩序だったノートをつくりましょうということなのです。まとめならまとめとわかる見出しをつけておけばいいし、演習ならそうわかる見出しを付けておきましょう。それだけで十分見栄えするノートになるはずです。
もっと語りたいのですが、長くなったのでこんなところで。
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