擬人化について

未分類

擬人化という手法があります。人間でないものを人間にしてしまう手法ですね。最近でいえばウマ娘、もうちょっとさかのぼれば艦これなどがこれに当たります。

この手法について、違和感を覚えます。どういった違和感なのかといえば過度の単純化を感じるのです。

競馬が好き、サラブレッドが好きだから広めたいという気持ちはわかります。ただ、競走馬はそれ自体が美しいし尊いと思うのです。ですから、女の子の外見を借りなくても素敵だと思うのです。

艦隊だって同様です。女の子の外見であることによって、本来の良さが失われるように思うのです。本物の良さを理解するのは知識を必要とするのかもしれない。経験を要するのかもしれない。しかし、複雑なものは複雑なのです。単純にしすぎるのは違うんじゃないでしょうか。

それでも、これだけ人気があって世間に受け入れられているのは事実です。趣味の裾野を広げたのも事実です。好きな人はもちろん好きなままで良いと思います。こちらの方が少数派なのでしょう。

やっぱり複雑なものは複雑なものとして理解したいし、分かりやすすぎるものへの抵抗感はぬぐえないのです。

今年も買いました。コレ良くできてるんですよね。

コメント