風景が変わっても思い出は消えない。

中学校の頃に通っていた塾がなくなりました。もっと正確に言えば、通っていた校舎が無くなりました。この塾には学生講師としても関わっていただけに、無くなってしまうというのは寂しい気持ちでいっぱいです。

思えば、今の自分があるのもこの塾でバイトをしたからに他なりません。今でも、学生の育成システムとしては非常に優れたものを持っている塾だと感じています。

当時のバイト仲間は同じ業界にいる人も居続ける人もいれば、そうでない人もいます。みな優秀な講師でした。あの時の僕らは講習会となれば自主的に勉強会をしたり、よくバイト帰りに一緒にご飯を食べに行ったりしていて、きつかったけれど良い思い出になっています。

今でこそブラックと呼ばれる働き方ではありました。個人的に得たものは大きかったですが、学生講師メインで集団指導をするといったスタイルが、今の時流には合わないということなんでしょう。バイトの後半では社員の質に問題を感じることもあったので、そこが問題になったのかも知れません。

原因が何であったにせよ、思い出の場所が無くなってしまった事実だけは残ります。僕も後ろを振りかえるのはこのくらいにして、前を向いて歩き出していきましょう。

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