誰がために生きるか

誰かのために生きるってのは素晴らしいと思うし、そうありたいと思うこともありますが、その相手は誰でも良いってわけではありません。

昔にちょろっと書いたような気もしますが、自分を大切にしてくれない人のことをおもんばかる必要はないと思っています。それでいろいろな方面に迷惑がかかるのは分かっていても、自分をないがしろにするのは相手をないがしろにするのと同じくらい良くないことだと思うのですね。

三方良しという言葉があります。「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」、つまり売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献できるのがよい商売であるという、近江商人の心得を表した言葉です。

こういった考え方を大事にしたいものですね。

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