罫線の呪縛

2つの板書があります。いろいろと違いはあるのですが、個人的には意識しているものが違います。

前者は「文章」としてのまとめ、後者は「図」を意識したまとめです。どちらが良いかというのは好みなのですが、僕は後者のまとめ、つまり図を意識した板書が好きです。

図を意識すると言うことは、言い換えれば物事の立場を明確にすると言うことです。説明用の板書は、「関連」と「対比」でできていると言って良いでしょう。図を用いることで、これらを明確にすることができます。

授業はプレゼンテーションのようなもので、一目でパッと分かることが理想だと思うんですね。そのためにレイアウトを工夫していくのが楽しさであり、難しさなんですね。

これは映像授業かどうかで方向性が変わるので、そこも考えどころです。映像授業だとノートの罫線をあまり意識せずにまとめたりしています。もちろん、罫線の呪縛から完全に逃れることはできないのですけれども。

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