小学生英語のテキストについて

誰の得にもならない話題ですが、備忘録として書き残しておきます。

小学生英語用のテキストで悩んでいます。

現在は文理の必修テキストを使っているのですが、ちょっと簡単すぎる感じがするのです。具体的に言えば、音声を聞き取る問題でも単語一つ聴き取れさえすれば答えられる感じです。学校の授業レベルもそのあたりなんでしょうけれども、やはり塾でやるからにはもう少しいろいろできるようにしてあげたい。また、書く問題についても、文法というよりは文の形から一部だけ入れ替えれば文章が完成するようになっています。つまり、文構造や文法の知識がなくとも機械的に解けてしまうのですね。

中1ギャップというものがあります。小学と中1での差が大きくてつまづくという事象ですね。これの大部分を占めているのが数学と英語になります。数学は正負の数の計算で、英語は小学既習の文法でつまづくことが多いように思えます。

小学既習の文法というのが厄介でして、小学生たちは聞いたこと・話したことがあったとしても、それをちゃんと覚えていません。ちゃんと覚えなくても何とかなってしまうからです。ですから、少なくとも塾としては、文法事項をおさえて、中学校で困らないようにする必要があるのですね。

現在検討している教材は2種類。学書 小学生ワーク英語、好学出版 CORE Englishです。選定のキーポイントとしては、小3、小4に対応していること、ある程度書かせる本になっていることです。特にCORE Englishの方はワークブックのほかに文法演習書があります。合わせて使うことで、中1ギャップを乗り越える力が身につくのではないかと期待しています。

良かった方を採用して、小学生英語のテキストを1本化したいと考えています。必修ワークは教科書準拠がこれしかなかったから採用しただけなので、特に思い入れはないのです。教科書準拠も必須とは思えませんでした。別に難しいことはやっていないし、小中で教科書も異なっているのです。授業進度もまちまちなので、学校に合わせない方がむしろいいという面があるのではないかと思います。

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