目玉商品

講師を始めた頃は、授業内に目玉商品を用意しろと言われたものです。授業の中で「今日も参加して良かったな」と思わせるようなものを用意しろということですね。

これ自体はもっともだとは思うのです。しかし、いつの間にか目玉商品=小ネタみたいに考えるようになってしまっていました。小ネタは小ネタであって、それは本筋ではない。

最終的には、授業のすべてが目玉商品になるようにしなければならないのですね。ですから、無駄な部分を削り優先順位を適切に設定した授業こそ目指すべきところなんだと思うのです。

「目玉商品」の力は分かるのですけれども、それに頼ることなく分かりやすく成果の出る指導を目指さなければならない。そう改めて思うのです。

映像授業だと相手が見えないし、視聴者も周りがいないので、引きつけることが難しくなります。それを補うのは小ネタではなくスピーディーな展開にあると感じています。長い動画はそれだけで辛いからなあ。

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