チャート作り

塾屋がチャートというと数研出版の問題集を想像してしまうのですけれども、そうではありません。RTAの話です。

RTA(リアルタイムアタック)は、ゲーム等の早解きでタイムを競うものです。様々なゲームで行われていますが、クリアのみを目的とする場合は最低限の攻略で進んでしまいます。例えるなら詰め将棋のように、無駄をそぎ落としたものになるのですね。

その攻略の指針になるのがチャートです。Chart(図表)の意味が近いかも知れませんね。ゲームには乱数要素があって、同じことをやっても違う結果になる場合もあります。乱数要素も含めてチャートをどこまで練るのかも醍醐味の一つだと思います。

最近録画できていない映像授業。僕が好きなのは板書であって授業じゃないのかもなあと思うことが多くなりました。板書を引き立たせるためにどう説明するのかを考えるのが好きなのですね。あくまで良いチャート作りが好きなのであって、一切の妥協を許さず撮り直しを重ねるようなやり方はしんどいのです。

もちろん中学受験生に授業しているように、板書なしで授業することはできるし、それはそれで楽しい。それでもうまくまとめたい欲が尽きることはありません。短期間で一定レベルを超えるために、どれだけの要素を削ることができるのか。それを検討するのが楽しいのです。

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