まあ、悪い本じゃないです。方向性としては問題付の参考書で、つくりとしては為近先生の解法の発想とルールに似ています。難易度的にはゴールデンルート基礎編くらいでしょうか。
説明は分かりやすいし、図も見やすくて良い本なんですが、漆原先生の参考書に置き換わるほどの何かがあるかと言われれば、ないです。
この本の例題レベルが理解できるなら明快解法講座あたりは理解できるでしょうし、ちょっと使い方に悩む本です。
もちろん、この本をファーストチョイスとして勉強する分には使いやすいと思います。先生方が授業の参考にする分にも良いのではないでしょうか。
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