まあ結局NEO Streamは買ってしまったのですが、その過程においていろいろと思うところはありました。やっぱりオーディオは沼みたいなもので、気にし始めたらキリがない。
吉田苑の店長も以前にこんなことを書いています。
吉田苑の店長コラムより
諦めが肝心(05.02/18) 皆さんはどういう目的でオーディオを楽しんでいるのでしょうか?
音楽が好きでその手段の延長としてオーディオを楽しむ方、
人に自慢するため(ステータスとしてのオーディオ)
昔憧れた機材を手に入れたい(コレクションとしてのオーディオ)等等
趣味としてのオーディオですから、どういう目的でもいいのですが、
当店は基本的に音楽が好きな方のためのオーディオショップです。
ですので、性能に見合わない高額商品を薦めることはありません。
確かに、高くて良い機材も少数ながらあります。が、それ以上にこの値段で
この音?という機材が最近特に増えてきました。
それでは、 諦めが肝心 という話を少し
現在の当店のリファレンス機材は
スピーカー DYNAUDIO Temptation 4,515,000円
アンプ SHARP SM-SX300 1,890,000円
DAコンバーター marantz project d-1 515,000円
CDトランスポート 47研究所 4704 PiTracer 2,228,100円
合計 9,148,100円
です。
この再生音は確かにすごいのですが、不動産じゃあるまいし音楽を聴くために
総額900万のシステムを買える人がいったい日本に何人いるでしょうか・・・
死ぬ気で働いてこのシステムを買う場合と、スケール感をほんの少し諦めて
上手に100万のシステムを組んだとします。価格は1/9ですが再生音は少し落ちるかな?
ぐらいですみます。(上手に100万のシステムを組むというのが肝ですが)
どちらの方が幸せになれるでしょうか?
つまり、オーディオはどこで諦めるか・・・と言う事になります。
やっぱりコスパが大事だと思うのです。趣味にコスパっていうのも無粋だと思うのですが、時間もお金も有限です。僕の中で最優先なのが、この仕事を健康的に続けられることで、趣味はその次です。
またオーディオにしてもいつまで続けられるか分かりません。耳が悪くなることも考えられるでしょうし、別の理由で難しくなるケースもあるでしょう。
NEO Streamからのステップアップも考えてはいるのですが、DACに関してはNmodeのDACを待とうかなとも思います。まあ、そんな企画があるかは分かりませんが、真の鈴木サウンドはそこにあるでしょうし、Bricasti DesignのM3は値段がハイエンドに片足突っ込んでいるので、進化の激しい分野の機材への投資としてはどうかと思うのです。
ですから、あとはFounder40BとFiberBOX2を買って終わり!ってしたいのです。
いや、この2つだって安くはないんですけど、頑張ればなんとかなりそうなので。
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