電線病

オーディオ趣味の恐ろしいところと言えば、何をやっても音は変わることです。機器をつなぐケーブルでもそれは言えまして、正気の沙汰とは思えない値段のケーブルが売られていたりするんですね。

僕としては電線にこだわる気はありませんでした。でも、今の機器を変えるのは現実的ではない中でクオリティアップを図るには、ケーブルを良いものにするのが一番の近道だと考えるようになりました。

とはいえ、何十万円もするケーブルなど買いませんし、買えません。機器より高いケーブルは本末転倒です。それならもうちょっと貯金して機器を買い替えます。そこでコストパフォーマンスにこだわってケーブルを探していました。

オーディオ雑誌なんかは提灯記事ばかりなので当てになりません。参考にするのは個人ブログだということでDOCONOさんのブログを読んで、BJ electricのことを知ったわけです。あくまで一読者でしかないのですが、はっきりと良し悪しを指摘する姿勢は素敵だなと思います。

問題は再現性でした。ケーブルがいかにいいものであったとしても、システムのクオリティが一定を超えないと、その差を表現できないでしょうからね。うちのシステムはBJ electricの良さをきちんと表現できるのでしょうか。それだけが不安なのです。

そこから紆余曲折というほどでもありませんが、ちょこちょことやり取りをして、ML-XHを自宅視聴できることになりました。今週末にかけてじっくり試聴していきます。

とはいえ、たぶん勝負は一瞬でつきます。変化が分かるか分からないかだけです。分かりさえすればクオリティアップになることでしょう。

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