生徒に好かれるには、あるいは生徒の心をつかむにはという質問があったりします。そりゃあ、好かれたほうがいろいろ進めやすい面はあるんでしょうが、そもそも好かれる必要なくね?って思います。
僕らの仕事は教えることです。この言い方も少し違和感があって、ちょうどいい感じにヒントを出すくらいが適正だと思っています。もちろん導入等ではイチから説明はするのですが、それだけだと伸びないのですね。
で、その時に好かれる必要はあるのか。ないでしょ。もちろん、嫌われてはいけません。嫌われた段階で、話なんて聞かなくなるから。でも、好かれなくてもいいよね。
嫌われない生徒対応のコツとしては、全否定しないことだと思います。できるだけ小さく否定する。良いところは大きく評価する。それで十分だと思います。
教える側と教えられる側ですから、線引きが必要となります。好かれようとする、あるいは好かれたりすると、その線があいまいになって良くない状況に陥ります。
想学館は個人塾なので他の先生がいるわけではありませんが、一般的な塾だとカリスマ講師の後任の先生はかなりやりづらいです。○○先生しかイヤだってのは、みんな大変になってしまうのですね。
あとは昔聞いた話ですけど、恋愛感情に発展するとそれはもう泥沼ですね。振っても振られても地獄ですね。まあ、僕には縁のない話です。
そんなわけで、まあ悪い先生じゃないよねという程度が、指導する上では適切なポジションかもしれません。間違っても好かれようとしてはいけません。そんな下心はたちまち見透かされます。
コメント